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カンボジアの文化、生活、習慣

お葬式

お父さんが亡くなった時にカンボジアでは7歳以上の長男が1週間お坊さんになります。
体を焼く前に坊主になります。
坊主になるどころか、眉毛まで剃ります。

そして、焼いた後のお骨をココナツジュースで洗います。
これは、ココナツジュースはとても神聖な水なので、例え悪い人だったとしても、ココナツジュースでお清めすることによって、天国にいけるようになるのです。


カンボジアのお葬式の色は白なんです。
日本は黒のイメージですが、カンボジアでは黒は使いません。
参列者も白い服を着ます。あ、でも、ズボンとかスカート(サロン)は黒でもいいです。上は必ず白です。

そして、お葬式の場には白い三角の旗が掲げられます。
これは魂の旗です。
お葬式があると、必ずこの白い旗があるのですが、これをとって逃げるといいです。
白いでかい旗もありますが、小さい旗があるのです。この小さいのを持って逃げます。そして、それはお守りになるのです。だから、「はい、どうぞ」と渡されたものでは効力がないので、とって逃げます。
泥棒といっても、みんなが見ている前で取って逃げるので、まるわかりなのです。だから、悪いことではありません。もし、誰も取っていかないとアチャーはちょっと困ってしまいます。
こういうことがあることで、お葬式の悲しみがちょっと薄れて、ちょっとおもしろくなります。

ご遺体を清めるのは家族です。水できれいにします。
ご遺体を焼く前に火を持ったお坊さん(やアチャー)と家族が周囲をぐるぐると7周回ります。
アキという火の神様に体を焼くお祈りです。

焼いた後は、残った遺骨と灰を集めて、人間の形を作って、
「この人は人間世界を離れて違う世界に行きます。」
と言って、その人型に集めたのをばらばらにして、遺骨を拾います。
これは手で拾うんですよ。

日本では箸を使いますが、カンボジアでは手を使わないと愛情がないと思われてしまいます。

その後、ココナツジュースで洗うのです。

1週間その遺骨は家に置いておいて、その間はご飯をお供えします。
1週間後はお皿やお鍋を買って、お骨をお寺に持って行きます。
その人が使えるようにです。
でも、お坊さんが使います。お坊さんに使ってもらうと、その人も使えるということで、お坊さんにいろんなものを持っていって使ってもらいたいのです。

亡くなった時にお坊さんになった長男がお坊さんをやめる時にお骨をお寺に持っていくのです。
もっと、延長してお坊さんになりたければそれでもいいです。



某ブログでお葬式についてガイドさんに教えられたと言うことがあまりにもでたらめだったので、本当はこんなかんじというのを書いてみました。
そのガイドはなんと言っていたかというと、「死者の体をココナッツ水で洗い、それをみんなで飲む。まずかったけど、決められている儀式なので仕方ない。」って。ありえないです。また、お坊さんになるのは年下の子で1日でも1週間でもいいとか。
彼はカンボジア人なのでしょうか?ガイドとはいわば顔であったりするのに、そんないい加減な人がなっているなら困ったことです。使ったガイドの会社も書いてあったけど、それは書かないでおきますが。
クレームをつけたいくらいです。
そのガイドはほかにもでたらめばかり言っていて、びっくりです。そんな人に当たったらお気の毒ですし、なんか、わたしの方が腹がたちます。



それで、夫にお父さんが死んだらお坊さんになるの?と聞けば、ならないよだって。
そういう考えは古いからだって。
たぶんお父さんは長男にお坊さんになってもらいたいと思っているはずなのにね。

テーマ : カンボジア
ジャンル : 海外情報

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Author:molis
モリス 日本人 
カンボジア、シェムリアップ在住 
30代
カンボジア人夫1人、
こども2人